写『真』 ~などという言葉は大嘘と勘違いな件 その3

※このハナシは極めて独善的な意見なのでコメ無しで。

突然ですが、ワタシは「報道カメラマン」とか「風景(に類する)写真家」を、
同業者としては認めていない。いや、差別しているワケじゃなくね。
前者は「記者」だし、後者は「作家」だと思います。
例えばF1ドライバーとタクシードライバー。配送業者のドライバー各位。
社長のお付き運転手。全部ドライバーって括りだけど、それぞれ皆、同業
だとは思っていないと思います。

もっと解りにくいのが「デザイナー」ね。
ファッション・インテリア・グラフィック・工業・建築・パッケージ~ それぞれ
後ろにデザイナーて付くけど別物ですよね。そんな感じです。
 
 
で、カメラマン。

もう何でもカメラマンで括られちゃうから、一般の人にカメラマンだと知られると
「じゃあピューリッツァー賞とか目指してるんですか?」とか、「アイドルに会ったり
しますか?」とか、返答するのが面倒臭い話題を振ってくる。
タクシーの運ちゃんに「今度のモナコGPで優勝狙ってますか?」街の整備士に
「どのF1マシンを整備してましたか?」「セナに会いましたか?」て聞くに等しい
セリフなんですが… こんな時は苦笑いしながらお茶を濁すしか無い。


話を戻します。

で、我々商業写真師の世界は「顧客が望む結果を与えなければならない」ので、
最終的に画像が出来上がった時の事まで考えた撮影をするワケです。
具体的には、敢えて暗めに撮って仕上げ時に明るくする(撮りで詰めすぎると、
ハイライト部のデータが消し飛ぶ事がよくあるので)とか、映り込みの部分を
合成前提で撮る(鏡面仕上げの物体や、文字通りの鏡を正面から撮る場合等)
とかね。合成上等! 修正上等! キレイに仕上げてナンボてなモンです。

それに対して「いや『写真』なんだから、真実を写さなきゃダメだろ」的な物言い
をする半可通な面々が一定数居るわけで…
困った事に、こういう商売してると結構出くわします。
そういうのは報道のカメラマンに言ってくれる? あの人達はそりゃ捏造ありき
ではダメだろうからさ。我々のは造り上げるのが仕事なのでね。
勿論事実と異なってるのがダメな部分はやりませんよ? それ以外の部分ね。



~つづく
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