from B
クルマ・カメラ・日々の生活、時々ネコ。
K-01とFlashAir 
K-01を少し早目に入手したおかげで実戦投入の機会に間に合った。
PK_tetherがまだK-01に対応していないので同じく今回手に入れたFlashAirを使い
擬似ティザー撮影を試すことに… 仮にPK_tetherがK-01に対応しても、LVの外部
モニター併用でカメラがハングアップする欠点が直らない限り、使わないと思うので
今回の使い方が、ブツ撮りにおける今後のスタンダードになる予定である。
FlashAirはEye-Fiと違って勝手に画像が送信されるわけではない。現段階ではカメラ内
のSDカードをブラウザ経由で閲覧できるだけなので、画像のダウンロードは都度ブラウザ
上から操作する必要がある。その点だけはEye-Fiの方が優れている様にも思えるが、
実際には、今回のような時間に追われないブツ撮りであれば十分その操作をする時間も
あり、むしろブラウザ上で選択してから必要な物だけPCに落とせばいいわけだから
撮影自体のテンポもいい。
撮影>カメラモニターで大まかに確認>再度撮影>繰り返し>最終的な画像をDL
大勢で寄ってたかってPCのモニターを凝視する撮影でもない限りコレで充分。最終画像だけ
クライアントやディレクターの判断仰げば良いだけなので。
サヨウナラEye-Fi
Eye-Fiの良い点は勝手に画像をアップしてくれる所だが、逆にそれが欠点でもある。
滞りなく転送されてる時はいいんだけど、詰まり出すと、それが受けなのか送りなのか、
回線なのか記録側なのか、とにかく何が原因で詰まってるのか皆目見当が付かないからだ。
PCやカメラの再起動程度で直ってくれればいいが、それが原因とも限らないので直らなかっ
たら全くの時間の無駄である。つーか大半は直らないので時間の無駄でした。
あと、困り者なのが画像が度々壊れる事。撮影後にPCに挿してみて気づくこともあれば
撮影中にハングアップやエラー表示で絶望的になる事も…
ワタシも以前は普通に(まあ、転送しないとかのトラブルは多かったが)使ってたんですが、
2度ほど上記の事態に出くわして冷や汗をかいたので、それ依頼お遊びでコンデジに入れる
以外の使い方は封印しています。こんなカード怖くてとても仕事じゃ使えない。
FlashAirは東芝製。記録の部分は絶対的な信頼性があります。
国内メーカーってだけでもサポートが期待できるし。
さてFlashAirの使い方ですが、まず買ったままのデフォの状態ではカードの中に設定用の
ユーティリティーがEXEで入ってるのと、カメラ側で操作するための画像が入っています。
これらはカメラでフォーマットすると消えてしまうので、予めPCにコピーしておきましょう。
仮にコピーし忘れて消してしまっても、メーカーサイトからダウンロード可能なので安心。
設定ユーティリティーソフトを使えばフォーマットしてリセットする事も、設定用画像を
書き換える事も可能。ただしこのソフトは、64bitOSだと何故かフォーマットができません。
基本的32bitOS推奨かな。多分、苦情出て後でアップデートされると思いますが。
パッケージの取説で「カメラでフォーマットするな」と書いてありますが、ファームウェアの
アップデート画面では最後に「カメラでフォーマットしてくれ」と出ます。
どっちやねん! (笑
まあ、カメラでフォーマットしても中の初期画面とソフトが消えるだけみたいですね。
東芝は当初、WEBで設定用ソフトを配るつもりがなかったんでしょう。もうね、このテの
チグハグもそうですが、とにかく説明書き全て初心者が混乱するように出来ています。
なんて親切なんでしょう。このままだと間違いなく普及しません。
カメラに入れてフォーマットしてPC立ち上げると無線の所にFlashAirのAPがMACアドレス
付きで表示されるので、それクリックして接続開始。キーはデフォだと12345678。
変更するなら最初に繋がった時に各種変更可能。どうせ10M位の範囲でしか繋がらない
ので、あんまり暗号化に拘らない方がいいと思われます。
ブラウザ使ってアクセスするんですが、アドレスはhttp://flashair/
で、初期画面では何故か接続をし直せってハナシになるので黙って再接続。
ちなみに各種変更を行わない場合は、設定云々の小窓が出た特キャンセルすれば再接続の
必要なく先に進めます。
DCIMフォルダにアクセスできる様になったら成功です。
ワタシの場合、普段ブラウザはFirefox使ってるんですが、FlashAir専用として
Google Chromeを用意。多分これが一番シンプルなんじゃないかな? と。
で、PCの画面内に最低限の大きさに窓を縮めて表示。撮影したらF5押して画面更新。
必要であれば右クリでデータを指定フォルダにダウンロード。画像ブラウザはダウン
ロードフォルダを指定してあるのでダウンロードが終われば勝手に表示されます。
撮影はカメラモニターで、おおまかにチェックしながら進めて、最終画像だけPCに
落として確認。直しがあれば再度撮影>ダウンロード。
まあ、ブツ撮りなら流れは悪くないですね。
できれば、撮影毎にF5押さなくてもブラウザ更新されて新しい画像がブラウザに反映、
サムネイル画像クリックでPCにダウンロードされる専用のブラウザができるといい
ですね。つーか作れよ東芝。
そう言えば今回はK-01の実戦投入でもあったな。
使い勝手はと言うと… まあ概ね良いんじゃないでしょうか。
K-5で不満だったライブビュー(以下LV)表示の短さと言う面での大幅解消が
スバラシイ! 最近は物並べるのにLV必須ですからね。コーディネーターも
ディレクターも、LV見ながら絵作りしてくのが普通になっててLV点けてないと
「モニター出して下さい」とかうるさいです。
今までは「他所は他所、ウチはウチ!」とか言ってましたが、段々そうも言って
られない状況になってまいりました。
キヤノンやニコンはいいよねー、ほぼ時間制限無いLVだから何時間でも点けっぱ
なしです。K-5はすぐに熱対策でブラックアウト。
まあカメラに戻ってLVボタン押しなおせばいいんだけどね。面倒臭いよ。撮影
効率落ちるし。何より、熱対策で止まってる物を強引に再稼働させるのも精神
衛生上良くないですから。
だから今回のこのK-01は待ちに待ったLV専用機。もうブツ撮りはコイツに任せた。
つーか二度とK-5でブツ撮りの生活には戻れない…
しかし、K-01にも欠点はある。それがこのHDMIモニターアウト。
K-5だとLVも含めて全てのカメラOUTがHDMI出力できたのですが、K-01では
再生画のみの出力。えー、それだと折角LV用にカスタマイズしたLPF10M01が
使えないじゃん。と思っていたら、ダメ元で試したAVOUTの方が使えました。
しかもカメラモニターも活きたまま、外部にLV出力可能。
じゃあいいやコレで。
て事で以前使ってたポラロイドのDVDプレーヤー現役復帰。
ちょっと画面小さくなるけど、しばらくこれでいいよ。ペンタさん。早目に
ファームでHDMI対応してね。
LV専用機だと気になるのがバッテリーの持ちですが、全く心配無用。むしろ
K-5より持ちますね。熱対策(ボディ内手ブレ補正だから他社より放熱が厳し
い)も含めてか、結構な低消費電力設計なんだろうな。熱と言えばバッテリー
の入ってるグリップ付近が、やや温かい程度。気にはならない。
欠点と言うか慣れの問題ですが、RAWの記録が12bitのDNGのみ。
14>12bitの影響は思ったより無いです。でも記録形式がDNGのみってのは
今後全部そうなるのかなぁ? まあいいけど。
あと、廉価版だからかDRがゴトゴトタイプに戻ってるね。ココはケチらずに
超音波振動にして欲しかった。
後は前にも書いたけど、クイックシューのプレート付けるとバッテリー交換
できない事。しかしコレはバッテリーが意外と持つ事が解ったので痛痒なし。
でもペンタさん、オタクでもベルボンOEMのこのプレートは売ってたんだし、
使えないってのはマズイんじゃないの?
スペーサーとか対策グッズ出してみては?
あと何でアナウンス無しにバッテリーの仕様変更してんの?
K-5で使ってたチャージャーでK-01付属のバッテリー充電しよう
としたらハマらなくてビックリ。
バッテリー自体は問題なく相互で使えるんだけどね。
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